連休書評<3>「覆面作家」


2002年05月06日(月)
今日でG.Wが終了。
ただ、学校のほうは今日からもう再開。
文庫本を持っていったことが災いしたか、なんか集中できないまま
早めに切り上げて、あとは家で読書。
そして北村薫「覆面作家」シリーズの3冊を読了。
連休の締めはこの書評で。

北村さんというと以前あげた「朝霧」のような
東京創元社の「空飛ぶ馬」「夜の蝉」等々の「円紫師匠と私」シリーズ、
新潮社の「スキップ」「ターン」「リセット」の「時と人」の三部作が
名前を挙げられる事が多いけど、
角川書店の「覆面作家」シリーズも忘れてはいけないモノです。
(といいつつ、自分もこのシリーズは一番後に知りました(汗))

使われるトリックは手のこんだ物もあれば、
洒落たものもあり、一風変わった物もあり…と多種多様。
それでも全然読みづらい事はなく、むしろ楽しく読めてしまいます。
「推理モノなんて難しくて。。。読めないと思う」なんていう方は、
一度読んでみてはいかがでしょうか。
今回、3冊を全て読んで思ったのは、トリックはもちろんだけど
作中の人物達が凄く魅力的。
どの登場人物もものすごーく個性的、会ってみたいと思ってしまうような。
これは是非読んで、目で(?)感じてもらいたいです。(笑)

うーむ、、気がつくとこの日記も5ヶ月かいたんだ…早い。。



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