Presented by 遊歩 |HomePage
遊歩のデジアド日記etc.
デジアド02中心・時々ルパン・天近・大野様and so on...

色分け:テレビ感想ゲーム関係
ご感想・つっこみなどはこちらへ


目次へ戻る過去へ未来へ |  ⇒旧サイト


2002年08月24日(土) スピッツの続きでも

このところ遊歩さんがスピッツづいてるのはお分かりだと思います。それにしても、「8823」が偉大過ぎて、しばらく他の曲の感想が書ける状態じゃなかったのですが、「8823」を聞く直前までめちゃめちゃ感動していた「SUGINAMI MELODY」について今回は語ってみたいと思います。

この曲は、静かめの曲で、マサムネボイスが炸裂してますが、あの、飾りっけのない、骨格ぎりぎりで作った曲もいいのですが、歌詞もまた曲にあって、シンプルなのに雄弁です。

(歌詞引用させてください)

>眠る野良猫 人は旅人
>鮮やかによみがえる青いメロディー
>泣いた次の日 生まれる笑顔
>飽きることなく回る風車

ここ、冒頭なんですが、なんていうのかな、人生そのものだと思うんですよ。 生きていれば、いいこともある、悪いこともある。 泣きたくなることもある、もしかしたら、自分の人生、ずっと泣きつづけるんじゃないかと思うこともある。でも、そんなときでも、一晩たったらいいことが待ってるかもしれない、いや、実際に待っている。 人生ってそんな風にずっと、ぐるぐる・ぐるぐる 同じところを回っている、飽きもせず、メビウスの輪のように、エンドレスに…。

たった4行で、その辺の、宇宙に通じるような広さが描きとられてる。 しかも、ここのメロディライン、ものすごくシンプルだけれども、その広さを表現している。 前半二行分でゆっくりとドから上昇していって、後半二行で、また最初のドに戻っていく。 この、シンプルでかつ奥深い二重の表現方法に、正直言ってやられました。 もちろん、コレ以外のところもいいのですが、この曲の奥深さは、この4行に尽きるかな・・・と思います。 これは、先日でたシングル「ハネモノ」の2曲目なんですが、タイトル曲の「ハネモノ」は、カルピスのCMでおなじみで、この曲もいいのですが、今回は、同じにでた4曲のうちの一番のお奨めは、上記の「SUGINAMI MELODY」ですね。 ってか、スピッツって何聴いてもいいよな。



目次へ戻る過去へ未来へ

Presented by 遊歩 |お手紙下さい |HPはこちら