Presented by 遊歩 |HomePage
遊歩のデジアド日記etc.
デジアド02中心・時々ルパン・天近・大野様and so on...

色分け:テレビ感想ゲーム関係
ご感想・つっこみなどはこちらへ


目次へ戻る過去へ未来へ |  ⇒旧サイト


2004年03月11日(木) サカキバラ・・・

#そういえば、最初あの漢字を見たときは、「しゅきばら」と読んでました^^;

それはともかく、数日前になっちゃいますが、とうとう仮退院だそうで・・・(なんか、ケガでもしてたかのようだ(笑)<退院)

こういう少年犯罪のことを聞くたびに賢のことを思い出します。 私は、賢の気持ち(23話)を見てしまっており、かつ完全に感情移入してしまっているので、02をリアルタイムで見てたときも、「なんでみんな賢に対して冷たいんだよー(プンプン)」とか思いながら見てたんですが、もし、賢が実在の子で、賢がゲームだと思っていたのが本当に本当の現実世界の出来事で、単なる征服ゴッコのつもりで実際の人を殺していたら・・・ そして、私が、被害者の身内だったら・・・

それでも賢のこと許せるんだろうか?


それに、アニメの中のキャラクターは、一応独白はウソじゃないっていう前提だろうから、23話の話もそのまま受け止められるけれど、実際の人間の心の中を知っているのはその本人だけだから・・・ そう、人間って、唯一ウソのつける生き物じゃないですか。 だから、口で言われても、態度で示されても、それが本当の改心の結果なのか、それとも、「今はいい子に振舞って、いずれ仕返ししてやる」と思っているのかわからないじゃないですか・・・(別に、“シュキバラ”君がそうだと言ってるわけじゃないです。一般論の話です。)

そう思うと、やっぱり、あの事件に関しては第三者である自分でも、完全に彼を許すことは出来ないと思うし、やっぱりどこかに懐疑心があるのも事実。

だけど、もし彼が賢と同じように、本当に心から改心したんだとしたら・・・なんだか、過去の事実だけをみての偏見のように思えるし・・・

結局、この問題って、加害者本人が死ぬまで、誰にもわからないんですよね。 そして、死んだときはじめて、結果論として、「ああ、やっぱり彼は改心したんだ」って判断できるんだよね。


もちろん、この件で一番つらいのは被害者の身内の方で、それを考えれば、“シュキバラ”君に一生ついてまわってくる問題はものすごく軽いのかもしれないけど、「ないもの、行わないことを証明するのは不可能」というのを考えれば、もしかして改心したかもしれない人を疑うことってどうなんだろうなぁって思うの。 「そのくらい、犯した罪を考えれば当然の報い」って言うのは簡単なんだけどね・・・


もし、賢に出会っていなければ、もっと素直に怒れるんだろうけどね。



目次へ戻る過去へ未来へ

Presented by 遊歩 |お手紙下さい |HPはこちら