2002年04月09日(火) |
In the dream. |
待ち合わせの駅で
お互いを知らない僕らが
僕らを繋ぐ唯一の携帯で
話しながらお互いを目で探してる。
『どこぉ〜?』
『ここ、ここ!! でっかい柱の所!!』
『えぇ〜? 見えないよぉ〜?』
『どんな格好してる?』
『えー・・・と、ズボンでスプリングコート着てて・・・』
『あ、わかった。見つけた。』
沢山の人が行き交う中で
必死に君を目で探している僕を
迷わず見つけ出してくれた君。
たったそれだけの事で、もっともっと君を好きになれる。
でもちょっとだけ。
君の『好き』に僕の『好き』が負けてる気がして
悔しかったから。
今度は沢山の人込の中から
僕が一番に君を見つけようと思った。
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