コトバアソビ。
無断引用お断り。

2002年10月10日(木) 少年+少女=大人への道。


つまらない顔をしているヤツが居る。

いつもMD聞いてて。

ヒトをヒトとも思わない目で。

何でそんなに人生終ったツラしてんだか。

昨日のオヤジのが、よっぽどマシ。

先生の旦那さんって、知ってて声掛けたけど。

まだ、アノオヤジのが、『生きてた』。

でも、知ってるんだ、ワタシ。

アイツには、秘密の場所がある。


下らない。

さっきの授業、本当に下らなかった。

オレは『モンスター』の言葉なんてわからないから。

習う事だって無い筈なんだ。

うっとおしそうな目で見たのが、

堪えたみたいだったけど。

どうでもいいんだよね、そんな事。

あ〜・・・イライラする。

そうだ、行こう、あそこに。


出て行く背中を眼で追ってみる。

気になった。

何となく。

目で追うのは、もう止めだ。

ついて行ってみよう。

ほら、やっぱり屋上で。

真面目っ子のイメージで、煙草を吸うのは意外だった。

イヤフォンを無理矢理外して。

声を掛けた。

そんな行動をとる自分に驚いた。


「ねぇ、・・・煙草、一本頂戴」


そいつはワタシを睨みつけて、

イヤフォンを取り返し、はめ直すと一言言った。


「アンタ、オレの世界が変えられんの??」


ちょっと驚いた。

コイツ、何言ってんだろ。

他人に、自分の世界を委ねるのか??

ワタシはもう一度、イヤフォンを強奪した。


「変えてやるよ。」

「オマエの世界、変えてやる。」


今度は相手が驚く番だ。

ちょっと、では無くかなり驚きながら、

ソイツは言った。


「レ、レゲエってアンタ、イけるクチ??」





思った。

あぁ、私達の青い春は、これからなんだと。




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本田りんご

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