2004年07月14日(水) |
ソファーに振りまわされる日。 |
今朝、母親に「古いソファーをゴミに出すから手伝って!!」と叩き起こされ、近くのゴミ収集場所まで運んだのです。 今日は、「燃えないゴミの日」。 富山市から渡されているゴミの分別のマニュアルによると「燃えないゴミ」のところに、大きくソファーのイラストがあるので、あわてて、ちょっと壊れたソファーを出したのです。 ところが。 夕方になっても、持っていってくれないのですよ。しまいには『違反・燃えるゴミの日に出してください』という、シールがぺタッと貼られてしまって。 おかしいな、と、マニュアルを確認すると、「スプリングが入っていないソファーは、1m以内に小さくして燃えるゴミへ」との指示が。 1mって。・・・のこぎりで、内部の木を切らなくちゃいけないんですか。無理でしょう、そんなの。
まったく、行政のやることっていうのは、わかりにくいというか、アタマ固いというか、こんな難しいことさせるから、結局面倒になって不法廃棄したくなってしまうんですよね。
しかし、これがドイツなら。 「誰かソファー要らない?ちょっと壊れてるけどまだ使えるよ。」と声をかけると、必ずと言っていいほど引き取り手が現れます。 それに、ベルリン場合、家具や、クリスマスの使用済みモミの木(笑)などの粗大ゴミは、たいてい、家の前の道路に放置しておいていいのです。行政(?)が勝手に持っていってくれるそうな。そして、行政側に引き取られる前に、拾っても良いのです。 「このソファー?ああ、道で拾った」なんていう会話が、普通に交わされる国、ドイツ。 日本では考えられないけど、でも、リサイクル精神なのだろうか、これも。
こうやって、日本に居れば、また見えてくるドイツの良い・・というかユニークな部分。 この新鮮さを、常に保っていきたいものです。
ソロリサイタル用のチラシを作るのに、えらく時間を取られています。 簡単にできると思って、自分でやっちゃえ、と、始めたはいいけれど、後になってどんどん訂正個所が出てくるんだもん。面倒になってきた(笑)。 まあ、明日、とりあえず200枚印刷して、配ります。 こういう雑務も、楽しいっちゃ楽しいんだけど・・・次回はちゃんと業者に頼もうかなぁ。
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