| 2004年09月12日(日) |
ちょっぴりコンクール裏話 |
先日のコンクールでは、いろいろと個人的裏話があるのです。 なんと、数十年ぶり(言い過ぎか?)に、ある人と再会したのです。
彼女を、Aさんとしましょう。 Aさんと、私は、小学生の頃、富山のピアノコンクールで、よく顔を合わせる仲でした。 年代も一緒、そしてとても上手だったAさんは、常に私よりもいい成績で、私は密かにライバル意識を燃やしていたのでした。
そんな彼女は、高校ぐらいから多分東京に行ってしまい、その後ずっと顔をあわせることなく・・・。 最近、風の便りでアメリカかどこかに留学したという噂を聞いていたのでした。
ところが、会ってしまいまして。イタリアで。 いやいや、びっくりしましたわ。 地球規模の偶然? まあ、音楽の世界は狭いということなのでしょうけど、それにしても、実家富山でも東京でもアメリカでもドイツでもなく、イタリアの寂れた街で(笑)。
小さな頃の面影がほんの少しだけ残るAさん、相変わらず、しっかりした演奏を披露して、2次予選まで残っていました。
しかし何より驚いたのは、Aさんの、アメリカナイズされたその様子。 「日本語よりも、英語の方がラク」と、言っていました。 もう、アメリカで仕事もあるようで、日本に戻る気はないようです。 いやいや、まあ彼女なら、さもありなん、とも思うけれど、いや、さすが。 かっこいいっすねぇ。
月日の重みを感じてしまいます・・・。
もう一人、なんとも意外な人物とも再会しているのですが、それはまた明日。
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