2004年11月04日(木) |
失敗して叱られる。子供か、私は。 |
ヘコむわー・・・。 今日は、そんな日。
コンクールが終わってから初めてのレッスンだったわけです。 先生には、コンクールが終わった後に、結果をメールで報告していました。それについてメールでの返事はなかったので、多分今日会った時に何らかのリアクションはあるとは思っていたんだけど・・・。
いやー、あんなに不機嫌になるとは。 まあ、今朝一番のレッスンだった人が言うには、今日は先生、もともと機嫌は悪かったそうなのですが、それにしても。 「メールありがとう、で、何が起きたんだい?」までは、かろうじてフレンドリーだったんだけど、私が、どこでどんなミスをしたか説明すると、とたんに、怒り出すんだもの。 びっくりした。 仏頂面になって、黙り込んで、貧乏ゆすり。イライラして、怒りを押さえようとしているのが手にとるようにわかる。 かと思えば、いつもに増して超早口のドイツ語で(彼は、アジア人に対してゆっくり喋るのが苦手なのだ)ブツブツとなにやら呟く。私に理解できようが出来まいが知ったこっちゃない、といった風情で、私の目も顔も見ずに。機嫌の悪いときの彼はいつもこうなのだ。 もちろん、期待してくれていたんだろうから、だから、こうやって怒ってくれるんだろう、そうは思う。もったいない、とも思ってくれているのだろう。
でも、だからって、今、怒られても、取り返しはつかないことであって・・。と思ってしまうのは、私の自分自身に対しての甘いところなのかもしれないが、それにしても、なんで、彼がここまで不機嫌になるのか、よくわからない。 一緒になって悔しがってくれているのだとしても、なんだかなぁ。冷たいのよ。突き放すように話すし(日本人と感情表現の違いはあるにしろ、それでもあれはちょっと意味がわからない)。 まるで、ものすごく悪い事をしてしまったような、卑屈な気持ちになってしまう。 私は、先生のために弾いてきたわけじゃないし、実際コンクール前に2回ざっとレッスンしてくれただけ(しかも一次の曲は見てもらう時間がなかった!!)の彼が、なんであんなに感情的になるのかなー、よくわからん。まいった。
あれが、あの先生なりの、私を焚きつけるためのポーズなのだとしたら、それは、非常に、つらいわ・・。 次に向けて前向きな気持ちになっていたのに、逆にそれまで否定されるようで、かなり、落ち込んでしまった。
演奏で、失敗したから怒られる、なんて、まるで一昔前の日本みたいだ。 ・・・それくらいの、気持ちを持って挑め、って事なのか。
おかげさまで、新曲も散々でしたよ。ちくしょうめ。 またしてもこの一週間、缶詰かなぁ。来週のレッスンで見返してやらねば気がすまん。 ピアノを弾く動機としては、あまり褒められたものじゃないけれど・・。
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