山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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Facebookであらためてお友だちになっていただいた方が仏像彫りをしていらっしゃる。ちょうどNHKのEテレで「仏像拝観手引」というなんともピッタシな番組をやっているのでのぞいてみた。
堅苦しくなくそこそこ宗教色も抜けていて、なんとなく親しみやすい。それでいて仏像のの基礎知識は得られそうだ。ということで、テキストを購入してみた。これは電子版も出ているが、写真が多いし保存版にもしたいと思ったので紙媒体にした。
この手の書はいわゆる読み物ではなく、地図帳なんかと同じように、訪れた場所で出会った仏様についていろんなデータを知りたい時に参照するといったような、言わばマニュアル的存在であるのだと思う。 いわゆる宗教の書物は堅そうなイメージがあるが、本書は割と砕けていて、写真も美しく、現地に行ってみたいという欲望を掻き立てる。
NHK出版では講座のテキストをこのような紙の本の他、最近の潮流に乗ってデジタル・ブックの形でも出版している。しかし私の場合、使い勝手や保存のことを考慮すると、どうしても紙媒体の従来の形のテキストにならざるを得ない。特に書き込みやマーキング、付箋の貼付など、まだどうしても紙のテキストでなけれはできないものも多いように思う。
「仏像拝観手引」は2011年に既にスタートしていたということに気付かずにいた。Facebook 友だちの山本さんが仏像の一刀彫りを始められたのに刺激されてこの番組を見始めた。彫刻家の目線から見る仏像というのも面白いではないか。以前の番組の再放送も見てみたいと思った。
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