アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2002年02月12日(火) 溶けるチョコレイト

連休明けの会社には山のように仕事があり。
しかも締め切りは午後2時。
お昼なんて食べてる余裕はない。
髪の毛振り乱してるアタシの姿見たら、みんなビックリするだろうねぇ。

働いてンのよ。
アタシだって。
「イチオー」ね。

打ち合わせに出て、帰ってきてからまた作業。
本番は明日。
結局、昼ご飯用に買ってきたサンドイッチを口にしたのは夜8時30分過ぎ。
缶ジュース2本とサンドイッチでよく働くねぇ。

会社を出たのは10時。
病院すっぽかしちゃった。
ちょっと良くなるとすぐ来なくなっちゃう、っていう悪い患者の典型。
明日は夕方、作業を始める前に行こう。
どうせまた10時頃まで帰れないんだろうし。

もうすぐバレンタイン。
「そんな胸糞悪いイベントにどうしてアタシが振り回されなきゃイケナイの?」
そうも思うのだけれど。
やはり世の男性はチョコレイトが欲しいらしい。
甘いものが嫌いでも欲しいらしい。
女性からもらいたいらしい。
嫌いな女性からでも受け取るらしい。

今年アタシが見つけてきたチョコレイト。
それは「ふぁっ」と「さくり」ととろけるらしい。
それは指では摘めないらしい。
掌で受け止めようとすると流れ落ちるらしい。

とろり、とろり、とろり
けれどココロにグサリ。

今年アタシが見つけてきたチョコレイト。
それは唇から零れ落ちるらしい。
それは口ではなく胸で溶けるらしい。
そしておそらく最初で最後。




アタシが魔法をかけたチョコレイト。






「ねぇ。これダレの?」









〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜
愛してくれる?

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麗香@夏野空 [MAIL] [MILK PITCHER]
 
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