怒涛のような週末またしても。 SALONにはマイ・コースターのコーナーができた。
ぷらんぷらんと揺れるコースター。 布製・ボタン付・刺繍入り・紙製・コルク製・・・。 色も素材もそれぞれ違っていて面白い。
アタシのは金属製。 結構気に入って買ったのだけれど、次々に良さげなのが見つかって どうしようか迷うことしきり。 けれど知り合いが「reika」の金属製名前入りオリジナルコースターを 作ってくれるというので、それまで待つ。
いずれにしても。 待ち続ける女なので。
待つ。
先週末、近所の酒屋に初めて行った時バスを使った。 車窓から見慣れない風景に目を奪われながら、別のものに意識を奪われた。
「次は××。××に停まります。・・・・・」
目的地に近づいている感覚。 一方的に現在地を知らされる感覚。 そして乗っている“車”の、電車のそれとは明らかに異なる感覚。
精神病院に搬送された時のことを思い出した。
あの時、救急車の中、ストレッチャーに寝かされているアタシに元夫は 「今○○のあたり。もうすぐ△△。」と言って聞かせていた。
「もういいです。」
動悸がやけに高まる。 降りたほうがいいだろうか。 けれどその目的地にあるのはそれとは違う。
大丈夫。 大丈夫。
サッカー応援イベントの夜の晩御飯はお好み焼きにした。 ちょっと焦がした。 いあ。かなり焦がした。 「発がん性物質だよ」とモグモグと言う輩を尻目に構わず食べる。
らぶり〜きゅぅとが詩を朗読したのをきっかけに、詩を書く人達と詩の雑誌について語り始める。 明けて来る夕べ。 結論。
「これでは“フツーの人”は読もうと思いませんよ。」
カウンターの隅でボルケーノのワックスがゆっくり上下しながら会話を見つめる。
ちりりちり。
何かが焦げていたここ数日。
そして何かが焦げ続けている。
夕方になってからようやく覚醒。 メールチェックしてから夫と買い物に出かける。
途中、昔の知り合いとすれ違った気がした。
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