| 2003年04月27日(日) |
いつかの私の姿の踊る |
週末は新しい顔と呑み。 仕事関係で知り合った先生(実際は経営者)がお相手。 街が好きなので。渋谷なのです。 人ごみと雑踏が好きなので渋谷なのです。 空間に放り出されると不安になるので雑然としているのが好きなのです。
一人は嫌いなのです。
いつもの街だけれど知らないお店、けれどいつものお酒に出会う。 いつかの。 懐かしの。 あの人の。 味わって「いただきます」。
ふと思うのです。 もう忘れたのでしょうか。 もう忘れられたのでしょうか。 あるいは所詮一人よがりだったのでしょうか。 歩みは前へ進めるのがよいのでしょう。やはり。 けれどそれも人それぞれでよいのなら。
自滅的でもよいでしょう。
ポジティブな生き方をしている人なのでお喋りも楽しく。 凹んでいた気分が少し包み込まれたような。 あるいは私の求めていたものは、こういうものだったのかもしれない。 と、酔いのどこかで思いながら聞いた話しに相槌を打つ。
医療業界の人間同士なので薬の話をいくつか。 役に立てば良いと思う。
酔いが回ってきた頃にお友達が一人乱入。 いけませんね。 そろそろ自制が効かなくなってきてます。 気がついたら大人の穴場的居酒屋で声を大にしてSMの話をしていた。
縄は難しいと思われてますがカンタンな縛り方もあるんです。 スワップや乱交とSMは違いますよ。 道具を使えばSMってワケじゃぁないっす。
酔いが覚めた今思う。 先生。失礼しました。 お友達。ゴメンナサイ。 店長さん。ご迷惑おかけしました。 皆お願いだからヒかないで、また遊んでください。 店長さん、呑みに行った時「予約で一杯です。」と追い出さないでください。
3人ともいい気分になったので場所を移して呑み続けることに。 渋谷を後にして先生のお宅訪問。 何とSALONから目と鼻の先。 タクシーを降りたら歩道が一面、桜の花びらに覆われていた。 あまりに綺麗でくるくると回っていたら、 どうやら酔って平衡感覚が無くなっているのだと思われたらしく、 脇から抱えられ、引きずられるようにして先生の家へ連れて行かれた。 先生の部屋で再び呑み始める。 「第二のSALONにしよう。」と大人3人が夜中にはしゃぐ。 そのうち先生のマジックショーの始まり始まり。 が。 せんせー。 もーちょっと練習した方がいいと思います。 特にカードゲームは気ぃ抜いちゃダメっす。
誘導尋問にかけられて少し昔の話をした。 思い出したくなかった幾つかのこと。 話したくなかった幾つかのこと。 話させ上手な人だったのだろうか。 けれどきちんと受け止めてくれるような。 人のような気がした。
なぜだろう。 なぜだろう。
明け方、もうこれ以上呑めません、の状態になってしまったので 仮眠を取っていた先生を起こして車で送ってもらう。
近々SALONに顔を出したい、というのでご招待することにした。
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