いきなり桜木町あたりまで入札手続に行ったり。 とって返して昼食も摂らないままデータ入力に夜遅くまで残業したり。
そんなこんなで駆けずり回るように仕事をしていたら 案の定、流行の風邪にやられた。 朝一番、第一声「喉が痛い。」 こじらせるのは嫌だったので一日休むことにする。
おそらく今日の職場は静かだったことであろう。 アタシは台風か?、などとふと思ってもみたり。
急に頑張った疲れも出たのか、グイグイと眠る。 幾つか夢を見た。
誰かと手を繋いで歩いた夢か。 どこかでお酒を頂きながら語らっている夢か。 見たことのある公園か、どこかのビルの屋上からの眺めが 目の前を出たり入ったりもする。
雪の中に立つ綺麗なBD姿の女性のポートレイトを覚えている。
目覚めたのは夕刻。 とりあえず薬を飲む。 立ち上げたPC、チャットのお部屋には誰もいなかった。
メッセンジャーで少しお話する。 結構マメに面倒を見てくれている彼の、 けれどアタシはお荷物になっているのではないかと またどこかが重たくなった。
またしても。
違っている。 それは「どこか」ではなく、明らかな場所であることは分かっているのに。
どこに居たらよいのだろう。 どこになら居てもよいのだろう。
自分を大事に出来ないアタシにはアタシの居心地のいい場所を、 あるいは自分がいてもいい場所を自分で作ることなど出来ず、 どことも知れない場所で立ち止まったまま 敢えて考えることもせず途方に。
暮れる。
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