眠れずに深夜、起き出してくる。
夕方からムラムラとしていたのだが、 何としても甘いものが欲しくなったのである。
「とろり」
と自身が蕩けてしまいそうな。
そしてその中に取り込まれ、私と言うものの判別がつかなくなるまで 混ざり合いたいのである。
混ざり合いたい そしてその一部になりたい
あるいは。 相手を自分の中に取り込んでしまいたい。
一体化してしまいたい。
そしてそのまま、形の無いものとしてドロドロと 低い方へ、低い方へと堕ちるに任せてしまいたい。
いつかの日のカンニバリズムを思い出した。
意思は必要ない。 欲望の赴くままに。
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