2002年07月31日(水) |
阪高検部長汚職事件の初公判が開かれる |
日経(H14.7.31付)社会面に、大阪高検部長汚職事件の初公判の記事が載っていた。
三井被告は、起訴は、検察庁が、事故の犯罪を免れるために行ったものであり、公訴権の濫用であると主張したようである。
しかし、冒頭陳述によると、三井被告は、暴力団員の前科調書を入手した上、それを暴力団員に伝えたとのことである。
そうなると、有罪は免れない。
告発封じと主張しても、それを立証することは不可能であるし、犯罪事実とは関係がないのであるから、公訴権の濫用という主張は絶対に通らないだろう。 (弁護側もそれは承知していると思うが。)
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