2002年10月07日(月) |
カンボジアに弁護士養成学校を設立 |
日経(H14.10.7付)社会面に、日弁連がカンボジアに弁護士養成学校を設立するという記事が載っていた。
日弁連では、一年に延べ10人前後の弁護士を派遣するとのことである。
カンボジアは、ポルポト派の大虐殺により、多くの法律家が殺害され、その後も、人材が育っていないそうである。
それにしても、派遣される弁護士は大変である。
どのくらいの期間、派遣されるのかは知らないが、長期間になると、自分の事務所の経営ができなくなる。
「うちの先生はいつもいない。」と言われ、依頼者に逃げられてしまいかねない。
それでも、自分で希望して、派遣される弁護士がいるのである。
弁護士はいろいろ批判もされるが、このようなボランティア活動も活発にやっているということも知っておいて欲しい。
(自分が行かずに、偉そうなことをいうなと言われそうですが、私の場合は、当番弁護士や弁護士会の法律相談などを積極的に引き受けるなどして、弁護士としての公的義務を果たしてはいます。)
|