2003年02月07日(金) |
執行役員制度の効果は限定的 |
日経(H15.2.5付)・5面に、執行役員制度の効果は限定的という記事が載っていた。
その記事によれば、1990年代後半に多くの会社が執行役員制度を採用したが、取締役の数を減らすだけにとどまり、本来の目的である迅速な意思決定などが実現していないそうである。
取締役の数が減れば、少人数での会議になるから、迅速な意思決定ができると思うのだが、どうもそうではないらしい。
法律はいろんな制度を用意するが、その制度を生かすのは、当該会社しだいということなのだろう。
(但し、現在の執行役員制度は商法が用意した制度ではないが。)
|