2003年06月19日(木) |
証券会社を「みせ玉」で調査 |
日経(H15.6.19)7面で、証券会社が、約定するつもりもないのに注文を市場に出し、取引が活発であるかのように見せかけたとして、証券取引等監視委員会が調査していると報じていた。
記事によれば、この手法は「みせ玉」と呼ばれ、ほかの投資家の注文を呼び込む方法として使われ、かねてから存在が指摘されていたとのことである。
取引が活発でないのに、活発であると騙して取引に誘い込み手数料を稼ぐだから、りっぱな詐欺である。
「かねてから存在が指摘されていた」というのだから、半ば公然となされていたのだろうが、このようなことが認められていいはずがない。
厳しい調査を期待する。
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