2003年07月16日(水) |
UFJ銀行が不正な口座開設の疑いで強制解約 |
日経(H15.7.16)7面で、UFJ銀行が不正な口座開設の疑いで、166口座を強制解約したと報じていた。
解約したほとんどの口座はヤミ金が使っていた口座と思われる。
最近はヤミ金に対し警察も迅速な対応をするようになったが、それでもヤミ金の数が多く、すべてを警察に頼るのは限界がある。
そこで、銀行口座を使わせないようにして兵糧攻めにすることが有効な手段となっていた。
そのため、これまで各地の弁護士が銀行に対しヤミ金の口座の解約を何度も申し入れていたが、銀行の動きは鈍かった。
とくに、UFJ銀行は口座開設の際の本人確認が甘いのか、ヤミ金口座に使われることが多く、また、解約についても積極的ではないといわれていた。
その意味で、今回、UFJ銀行が口座の強制解約に踏み切ったことは大いに評価できる。
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