2003年12月11日(木) |
裁判官のうち、6人が再任不適当 |
日経(H15.12.11付)社会面に、最高裁諮問委が、裁判官の再任について6人が不適当と答申したと報じていた。
最高裁諮問委は今年の5月に設置されたもので、法曹三者と有識者で構成している。
諮問委がどのような資料を基に判断したのか気になるが、最近は、政治思想が問題になることは少ないようである。
おそらく能力の問題であろうと思う。
使い物ならなくて、単独の法廷を任せるわけに行かず、合議法廷(裁判官が3人いる)しかできないという裁判官もいると聞く。 (そういえば、未成年者に淫行した裁判官は、すべて合議法廷である高裁の裁判官だった)
ところで、弁護士から裁判官に任官を希望した人については、12人のうち5人が任官不適当とされたそうである。
不適当となった率は異常に高く、恥ずかしいことである。
弁護士から任官する際には弁護士会の推薦が必要であるが、弁護士会はもう少しきちんと審査して欲しいと思う。
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