昨日の日経(H15.12.24付)夕刊で、強制執行妨害罪に問われた弁護士の安田弁護士に対し、東京地裁は、無罪(求刑懲役2年)を言い渡したと報じていた。 この事件で、検察官のやり方はひどいと思う。 経理担当者の証言が重要な証拠となっているのだが、その経理担当者は数億円の横領をしていたのである。 そんな者の言うことが信用できるはずがない。 結局、安田弁護士に対する報復的な起訴といわざるを得ず、検察に対する信頼を失うだけであろう(私はオウム事件弁護団の応援団ではないが)。