日経(H15.12.26付)社会面で、和歌山カレー事件の民事裁判で、損害賠償を認めたと報じていた。 あまりに小さな記事であり、事件の風化を感じさせるものがあった。 この事件を徹底的に争うとすると、被告側の弁護費用は標準では481万5000円になる。 そんなお金は林被告にはないだろうし、すでに資産はなく、敗訴しても同じことだろうという判断から、林被告も本気で争わなかったのであろう。