2004年01月08日(木) |
商品先物取引業者の東京ゼネラルが不正行為 |
日経(H16.1.8付)3面に、商品先物取引業者の東京ゼネラルが不正行為で業者免許を取り消されたことにより、市場の信頼が揺らいでいるという記事が載っていた。
東京ゼネラルは大手の商品先物取引業者である。
その大手でさえ不正行為をしていたのであるから、他の業者は推して知るベしである。
そもそも、先物取引は、本来は相場変動リスクを回避するためであり、当該商品の取引業者のためにある市場である。
しかも、少しの投資額で何倍もの取引が可能なため、極めてハイリスクな商品である。
したがって、現行の制度を前提にする限り、個人は絶対に手を出すべきでないと思う。
|