2004年05月26日(水) |
弁護士は経営者に向いていない |
日経(H16.5.26)15面の「けいざいじん」というコラムに、松竹の社長に就任した弁護士のインタビュー記事が載っていた。
弁護士は経営者には向いていないのに果たして大丈夫だろうかと心配した。
大体、弁護士が関与するのは大体が紛争が起きてからであり、後からなら誰でも偉そうなことはいえる。
そもそも、経営者はリスクを取らなければならないが、弁護士はリスクを取ることに慣れていない。
それゆえ、弁護士は経営には向いていないと思う。
しかし、この人の経歴をみると、大学を出てすぐに松竹に入っており、しかも、かの城戸四郎元会長の孫である。
要するに、弁護士が松竹の社長になったのではなく、松竹社長となるべき血筋の人が弁護士になっていただけのようであり、私の心配も杞憂のようであった。
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