2004年06月03日(木) |
司法試験初の出題ミス? |
日経(H16.6.3付)社会面に、「司法試験初の出題ミス」という見出しで、司法試験の短答試験で出題ミスがあったと報じていた。
短答試験というのは、5つの選択肢から正解を1つ選ぶ形式である。
出題する側としては、あまり簡単な問題では差がつかないから、正解かどうかが微少な選択肢も入れておく。
そのため、これまでも、何人もが集まって検討しても、どれが正解か分からない出題があり、それゆえ、これまでも出題ミスはあったと思う。
したがって、新聞の見出しは、「司法試験初の出題ミス」となっているが、これは「司法試験委員会が初めて認めた出題ミス」の方が正しいだろう。
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