2004年06月17日(木) |
セクハラの賠償額は高い? |
日経(H16.6.17付)広告面に、週刊新潮の広告で、「『セクハラ賠償』高いわよ」という見出しが載っていた。
気になったので雑誌を買ってみると、記事を書いたライター自身がセクハラ裁判をしたと書いていた。
このライターは、最初弁護士に相談したのだが、弁護士から「数十万円ぐらい取れるかもしれないが、弁護士費用で赤字になる」と言われ、自分で訴訟したそうである。
請求額は、弁護士に「数十万円くらい取れるかもしれない」と言われたためか、50万円にしたところ、裁判はあっけなく勝ってしまった。
しかも、判決文には「慰謝料の額は50万円では少ない」と書いていたそうであり、もっと高くすればよかったと地団太踏んだそうである。
雑誌の記事にもあるように、セクハラ訴訟の賠償額は意外と高い。 それは、セクハラによって退職を余儀なくされることが多く、本来勤務していれば得たであろう給料分が加算されるからである。
|