2004年06月18日(金) |
植草元教授の第1回公判が開かれる |
日経(H16.6.18付)社会面に、植草元教授の第一回公判が開かれたという記事が載っていた。
記事によると第一回公判から証人尋問が行われたようであるが、これは珍しい。
裁判所は第一回公判が開かれるまで事実関係はほとんど分からないから(分かるのは起訴状に書かれている公訴事実のみである)、第一回公判では証人尋問の必要性についても判断できない。
したがって、通常は、起訴状朗読、罪状認否、冒頭陳述、同意した書証の取り調べで程度で終わる。
この事件では、第一回公判から証人尋問したというのだから、事前に、検察官、弁護人、裁判官書記官が十分打ち合わせをしたのであろう。
これは迅速な裁判を目指すものである。
したがって、この事件も早々に判決がなされるだろう。
判決結果は、警察官が目撃証人である以上、裁判所はその証言を全面的に信用するから、有罪になると思うが。
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