2004年07月12日(月) |
イギリスの法律事務所が、日本の大手法律事務所を吸収し |
日経(H16.7.12付)1面で、イギリスの法律事務所が、国内6位の大手法律事務所を吸収したと報じていた。
一面に載るようなニュースなのかなあとも思ったが、司法においてもグローバル化が進んでいることの象徴的出来事という意味でニュース価値があるのだろう。
おもしろいのは、吸収される法律事務所にいた半数以上の弁護士が、イギリスの法律事務所に移籍せず、他の国内法律事務所に移籍することである。
外国の法律事務所だといつ撤退するかも分からないという不安があったのだろうか。
吸収する側は世界で上位5位に入るというから、大きい法律事務所である。
そこで、新たなステップアップと図ろうという弁護士と、比較的安定を求める弁護士がいたということであり、この辺の事情はどこの世界でも同じようである。
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