| 2012年02月22日(水) |
ヤフーが控訴を取り下げ、敗訴が確定 |
日経(H24.2.22)社会面で、米ロサンゼルス銃撃事件に関し、三浦和義氏の手錠姿の写真を掲載したことの名誉毀損訴訟で、ヤフー側が控訴を取り下げて敗訴が確定したが、それを受けて、原告側代理人が、人格権を侵害する記事を今後掲載しないよう、ヤフー社にで申し入れたという記事が載っていた。
この訴訟はヤフーと配信元の産経新聞社が控訴を取り下げて、ヤフーが敗訴で終了している。
控訴を取り下げたことについて、ヤフーは、「訴訟で争うより、その労力をサービス向上に使う方がいいと考えた。」と苦しい言い訳をしている。
しかし実際は、控訴審でも主張が認められず、敗訴が確定的であったからであろう。
ネット社会において、ヤフーのように記事を掲載するだけの会社に記事の責任を負わせるのは酷であるという意見もあるかもしれない。
しかし、名誉棄損を受けた立場からはそうは言えない。
ヤフーのように記事を掲載するだけの場合、配信元(本件では産経新聞社)に責任を負わせる契約を締結することによって損害を回避できる。
そのような契約はよくあることであり、そんなに困難なことではない。
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