| 2012年06月18日(月) |
いずれ司法取引が導入されるかもしれない |
日経(H24.6.18)法務面で、独占禁止法で禁じられている「価格カルテル」の摘発についての解説記事が載っていた。
その中で、アメリカの「アムネスティ・プラス」という規定が摘発に効果を上げていると書いていた。
「アムネスティ・プラス」とは、ある事件で申告順位が2位以降の企業には罰金が科されるが、別の製品のカルテルを司法省に申し出ると、最初の事件で罰金の減額を認めるという制度である。
何だか密告を競わせているようで、日本の企業文化にはなじまない気もする。
しかし、現在の制度でも、公取委の立入り検査後は、新しい情報を提供しないと課徴金の減免はされないから、密告を競わせているという意味では、すでに似たような制度があるといえる。
このような密告を競わせるという発想は、司法取引につながるものであり、いずれ日本でも司法取引制度が導入されるかも知れない。
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