| 2012年06月22日(金) |
口頭でも契約は成立するけれど |
日経(H24.6.22)社会面で、NHKが、辻村深月さんの小説「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」のドラマ化契約を不当に破棄されたとして、著作権を管理する講談社に約5900万円の損害賠償を求める訴訟を提起したという記事が載っていた。
NHKの言い分は、講談社から口頭でドラマ化の許諾を受け、脚本執筆などを進めていたが、今年2月の撮影直前に契約を白紙撤回されたということである。
契約は口頭でも成立するというのは間違いではない。
ただ、契約の内容が特定していないと、それは「契約」とは言えない。
そして、口頭では、いかなる内容の契約であったかを立証するのが難しいのである。
そのため、口頭での契約の成立を主張する場合には、多大な労力が必要であり、それでも契約成立が認められないことが多い。
やはり契約書は交わした方がいいのだが。
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