| 2012年08月03日(金) |
適法性判断だけでなく妥当性のアドバイスもすべき |
日経(H24.8.3)23面で、「企業経営とコンプライアンス」の問題を書いていた。
その中で、ある弁護士は、「危機的状況の企業は弁護士の法律意見にしがみつくな」と指摘しているそうである。
危機の中でわらにもすがりたい経営者は弁護士に「違法ではない」と言われれば突っ張ってしまい、かえって社会の信頼を失うからだそうである。
しかし、「違法ではない」とアドバイスするだけで、「あとは会社が判断してくれ」と言って、経営者が突っ張るのを放置するのであれば、その弁護士にも問題があるのではないか。
もっとも、ここは意見が分かれるところであるが、弁護士のあり方としては、適法性の判断だけでなく、妥当性のアドバイスもすべきではないかと思っている。
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