今日の日経を題材に法律問題をコメント

2012年10月22日(月) 民主党が「離党する可能性がある」として除名

 日経(H24.10.22)社会面で、新党「国民の生活が第一」の活動に参加するなど反党行為があったとして民主党を除名された川口元岩手県議が、除名処分を不服として同党を提訴する意向という記事が載っていた


 川口氏は除名されなければ、和嶋未希氏の衆院議員辞職に伴い、繰り上げ当選するはずだった。

 
 しかし、民主党は川口氏が小沢一郎氏に近く、当選しても民主党を離党する可能性があるとみて除名処分にしたとのことである。


 民主党の規約には、党員が倫理規範に反する行為を行った場合には除籍(除名)できるという定めがある。


 ただ、除名処分は最も厳しい処分であるから、それなりの要件が必要であり、「離党する可能性がある」というだけでは除名処分にできないだろう。


 他方、解雇と異なり、政党の自律的判断も尊重されるべきである。


 すなわち、処分の厳しさと、政党の自律的判断のいずれを重視するかという点で、仮に訴えを提起すれば興味深い訴訟になると思う。


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