今日の日経を題材に法律問題をコメント

2012年10月26日(金) 死刑制度の問題点

 日経(H24.10.26)社会面で、福岡県飯塚市で7歳の女児2人が殺害された「飯塚事件」の再審請求審で、弁護団は、被害者から採取した犯人とされるDNA型を撮影したネガフィルムを分析した結果、「久間元死刑囚とは一致しない、第三者のDNA型がみつかった」と発表したという記事が載っていた。


 それが再審請求にどの程度影響する証拠なのかはよく分からないし、他に真犯人がいるかどうかも不明である。


 ただ、犯人とされた久間元死刑囚はすでに死刑が執行されている。


 そのため、万が一他に真犯人がいるとすれば、国は取り返しのつかないことをしたことになる。


 死刑制度の最大の問題点はここにある。


 アンケートでは圧倒的多数が死刑制度存続を望んでおり、世間の処罰感情は無視できないものがある。


 しかし、上記のような問題があることをアンケートに盛り込んだ場合には、アンケート結果は変わるのではないだろうか。


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