| 2015年01月05日(月) |
祭祀承継者が誰かはあまり問題にならない |
日経(H27.1.5)社会面で、少子化や過疎化の影響で、ふるさとの墓を引き継ぐ人がいなくなり、放置された「無縁墓」が増えているという記事が載っていた。
行き場を失った墓石の不法投棄も相次いでいるそうである。
民法の相続の規定には、「墓石などの所有権は、祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する」とあるが、相続争いが生じた場合でも、誰が祭祀承継者かについては関心を示さないことが多い。
記事にもあったが、墓石に対する価値観は相当変わってきているように思われる。
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