| 2015年02月13日(金) |
防犯カメラの容疑者の映像を積極的に公開 |
日経(H27.2.13)夕刊で、警視庁が、防犯カメラが捉えた容疑者の映像を積極的に公開し、成果を上げているという記事が載っていた。
映像を見て「逃げ切れない」と出頭してくるなど、昨年末までに公開した70件のうち約4割で容疑者逮捕などにつながったそうである。
公開する映像の基準については、容疑者が成人であることが確実、犯行がはっきり映っているなど別人である恐れがないこととしている。
おおむね妥当な基準であろうと思う。
懸念は、容疑者の映像が拡散することにより、更生の機会を奪う可能性があることである。
この点は、いわゆる「忘れられる権利」により解決すべきことになるのであろう
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