先生妄想日記

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2004年06月17日(木)    せめてオバチャン

廊下で、時々教室に来る男の子とすれ違った。

「おはよ!」
「おはよ。移動教室?」
「書道。今日も美人だね!」
「うん」
「うん、て(半笑」

周りの男の子達は知らない子たちでした。
私の仕事は、事務の扱いなので、入学式や卒業式、その他諸々の式に出なくても良いのです。
だから、教室を利用する生徒以外は、私の顔を知らないまま卒業していく子も多いのではないかと。
私も、全部の生徒がわかるわけではありませぬ。

まぁそんなわけで、全然知らない男の子たち。
黙って私とその子の会話を聞いてたんですが、すれ違った後、後ろでゴニョゴニョと話声が。

「あれ、誰?」
「俺も初めて見た」





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わはは!
せ、せめてオバチャンでお願いしますだ…。
微妙ですが、乙女心は繊細なんだぜ。
ていうか先生って呼べ。



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