大河ドラマ『篤姫』を見て、 徳川幕府の大老井伊直弼が茶人でもあり 茶道の心得「一期一会」を 世の中に広めた人だったことを知った。
ずっといがみ合っていた 天璋院(篤姫)と井伊大老だったけど・・・ 安政の大獄のあと、 天璋院が井伊大老のもとを尋ねて 彼の点てたお茶を飲みながら 話し合うシーンでは、 それぞれの信念に基づいた生き方と お互いの考えを尊重し心を通わせていく様子が 美しく描かれていた。
心が通じ合ったと思った直後、 大老は桜田門外で殺害されてしまうんだけど・・・。 まさに天璋院とは「一期一会」の交流。
桜田門外で銃弾を受けた井伊大老の手には、 天璋院から贈られたばかりの お手製の袱紗(ふくさ)が握られていた。
袱紗を見て、 茶室で井伊大老が天璋院に言った 「亡き上様(天璋院の夫)のお気持ちが 少しだけわかった気がいたしまする」 という言葉を思い出した。
恋だとか愛だとか そういう言葉では言い表せない・・・ 大人の友情? 自分がこの世を去っても、 天璋院がこの国のために力を尽くすだろう。 そう信じられる相手と出会えて、 彼は満足していたんじゃないかと思った。
というわけで 今週も泣きました。 これだから 大河ドラマはやめられませんっ!
おっと。今日は 『のだめカンタービレ』21巻の発売日だった! 篤姫に夢中で忘れてた。 明日買いに行こうっと。
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