2008年08月15日(金) |
恐怖の館・・・?(2)−1 |
7月に実家で軽い熱中症になったあと、 もう一度日帰りで実家に行った。 そして今回お盆にも1泊。
今年の夏休みは、 妹親子も滞在しているので にぎやかなことこの上なし。 散らかり放題で暑さ倍増。 暑さ倍増でイライラ増幅。
それは、 ちょっと子どもが苦手な私だけが 感じていることだと思っていた。 でも実は、 一番大変なのは母だったんだ。 と、あとで気づくことになる。
今回は保冷剤やら冷たいお茶やらを多めに持参。 子どもたちにたくさん楽しい思い出ができるようにと 外出イベント(遊園地に行く)も計画して いざ出陣(大げさ)。
実家についてすぐ 子連れで遊園地に出かけたので、 両親も少しのんびりできたと思う。
遊園地から戻って、 シャワーを浴びてお昼寝をしておやつを食べて 男の子たちは“離れ”に隔離状態で仲良く遊び 下の女の子はお兄ちゃんたちと大人の間を往復して まあまあいい感じで過ごしていた。
が。 夜になって花火をしたあと 事件が起こった。
きれいに掃除したばかりのトイレの床に オシッコの池を作られたことに母が逆上して、 問いただされても“自白”及び謝罪をしなかった孫に さらに激高してしまった。 という事件。
私は主に祖母に育てられたので、 母があんなにキレた姿は見たことがなかった。 妹たちに言わせれば 「子どもの頃と同じ。 いつもあんな感じで怒られてた。 怖かったよぉ」。
「その叱り方は良くないよ。 子どもが萎縮するだけだよ。」 「もしかしたしたら遊ぶのが楽しくて舞い上がっちゃってて 途中で自分がしたことを覚えてないかもしれない。 したつもりがなければ謝ろうとは思わないよ」 「お母さんは男の子を育てたことないから あんなことされてショックだったんだろうけど」 子どもの前では言いたくなかったけど、 あまりにも母がしつこく激怒し続けていたので 少し落ち着いてほしくて言ってしまった。
母は「お風呂に入って寝て頭冷やすわ!」と 頭にツノを生やしたまま 不満そうに居間から出て行った。
娘3人で話していたら 父がぼそっと言った。
「お母さんも疲れてるんだよ」
そうか・・・ そうだよねえ!
いつもは二人で静かな生活なのに 6月の終わりからほぼずっと こんなにぎやかな毎日だったんだから・・・。 言われるまで気づかなかった。 あまり表には出さない人だから。
|