長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年03月03日(水)

 煙草の新たな遊び方。
 車の通りが多い道路に煙草の吸殻(火が消えていない状態)を放り投げる。この時タイヤに踏まれるような位置に投げる。さて、タイヤに踏まれると摩擦により火花が散る。というか路面を奔る。近くに紙切れのようなものがあると非常に面白い、基、危険である。因みに辺りが暗い方が火花は綺麗に見える。
 ……傍で見ていると可也恐怖であることを追記。

 いつからか、夜は明るくなった。黄昏時には魔が蔓延る――などという迷信の類なんて何処吹く風、夜=暗い、のイメェジは無い。否、夜は暗くなった、とも言える。星の数が減った。地上が明るくなった代わりに、空は暗くなった。
 アルファではない北極星は、私の網膜に映し出されることは無い。オリオン座の三ッ星も。冬の大三角や夏の大三角は探し出せるけれど、春の大曲線は見えない。
 火星に水が存在した「跡」が見つかったから如何だというの。今現在火星に水は無く、生命は存在しない。未来は、如何か知れない。けれどテラ・フォーミングには相当の年月を要する。成功するか否か、など誰にも判らないわけだし。
 星を見ることが出来るのも特権階級の人間だけ、とかいう世界になるのかしら。

 暦は弥生だけれども雪国は真冬日が続く。寒い。










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