本当の恋って?...Snow

 

 

安堵感 - 2002年05月12日(日)

Kやみんなは、どっかの寮の部屋で遊ぶみたいだった。

私は、もう眠いので部屋に。
もちろん、Kが泊めてねと約束してた。

一緒に居たら、二人で抜け出しにくいから
私は部屋で待つ事にしたんだ。



部屋に着くと、珍しくバタンキュー。
ベッドの上で、服を着たまま寝てた。


ちょっとしたら
Kが入ってきた。


どうしてるかと思って

みんなのところで遊んでるんじゃないの?

んー、でも一緒にいたくて



キスをして。
いっぱい抱き合った。


代理は、大丈夫?

う。
連絡してなかった。
この際、電源切れたとこにする。


ちょこっとだけ抜け出してきた、K。

もう、戻んなきゃ怪しまれるよ
そう言う私に。

行きたくないな。一緒に居たいな。」と。



嬉しくて。
やっと幸せな気持ちになれた。


終わったら、戻ってきてくれる?

待っててくれる?



そんな会話をしながら
結局Kは私を抱いてからみんなの元に戻っていった。






お風呂に入ろうと、バスローブを着たまま
やっぱり寝てた。


一時間ぐらいしてからだろうか。

また、Kが戻ってきた。



帰ってきたよ。」と。

まだ、みんな集まって麻雀だのゲームだのしてるらしい。
後から行ったKはあまり居場所が無くて(4畳半の部屋に9人だって)
会話して盛り上げて帰ってきたみたい。


バスローブ姿で寝てる私に興奮したのか
さっきしたばっかりなのに、触ってくる。




電気は、つけっぱなしで。

身体のラインも、顔も丸見えで。

興奮する」ってKが言ってた。


さっきから一時間しか経ってないのに。
やっぱりKは若いな、と改めて思ったりして(笑)












朝。
10時に私が目が覚めた。
Kは横で爆睡。


お風呂に入ってない事に気がつき
そそくさとお風呂へ。

髪も乾かして、もう一度ベッドへ。


入ろうとしたらKの携帯が鳴った。
いつもの着信音と違う。

目覚ましの音?
こんな中途半端な時間に?

ズボンから取り出して渡そうとしたら、
メールだから、いいよ。」と。


メール。
前に言ってたけど、メールは彼女からしか来ないらしい。
他にアドレス教えてないんだって。
だから、私もアドレス聞かないんだけどね。


彼女からか。
なんか、一気に現実に引き戻される。
そうだ、こんなに抱き合っても愛し合っても
彼は私だけの彼じゃなかったんだ。



気を取り直して、もう一度ベッドへ。


一人でお風呂に入ったな。抜け駆けだ。
背中から抱きついた私にそう言った。

こっちに向き直り、キスをする。
すこし、イチャつきたいけど、もう、現実の時間。
夜の幻想の時間は、起きた時点でおしまい。




もう、11時か。帰らないとな。
そう言うK。

段々、現実に引き戻される。




私には、止める権利も無い。
彼女の元へ、黙って返してあげなきゃ。



お昼には帰る。
ちゃんと、昨日の夜、寝る前に確認してるから。



服を着て、帰る用意を済ませたK。


もう一度、ベッドの上に戻ってきてくれた。
抱き合いはしなかったけど。

二人、ベッドに座ってテレビをみた。



いつもは平日に泊まるから朝はこんなゆっくり出来なくて。



喋ったり、テレビの話題を話したり。





こうやってゆっくりするのもいいね。

そうやって言ってくれるのが、せめてもの救い。



着替えてさっさと帰られたら、
きっと泣いちゃうかも、だったから。



また、何も話せない私がいた。


余計な事を言ってしまいそうだから。
今は、二人で居た余韻に浸っていたいんだ。











じゃ、もうそろそろ行くね
そう言って、Kが玄関に向かう。

本当は後ろから抱きつきたいし、
いってらっしゃいのキスもしたいけど。


それは、我慢。



他の人の元に帰る人に
そんな事、しちゃ、ね。


彼女でも何でもないんだから、さ。



また、明日ね。
満面の笑みで、見送る。



Kも、私の大好きな笑顔で答えてくれる。。。。



はぁ。
誰かの元へ帰る姿を見送るのは、どうして切ないのでしょう。
いつもなら、その後会社で会えるのに。





そろそろ、本気で彼氏を探そうかな。
気持ちとは裏腹に、そんな事も考えてしまう。



早く、Kとの関係も決着をつけなきゃなのかも知れない。






27日。
とりあえず、約束がある日まで。

この日までは、今のままで居たいんだ。












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