本当の恋って?...Snow

 

 

言えない - 2002年07月03日(水)

水曜日、本当はバイトがないのに
今回は人が足りないって事で呼ばれて。

0時からお客さんが来て
結局バイトは2時近くまで。

散々歌い散らすお客達。
帰りたいよー」と、思いつつ
自分も歌ったりして頑張った。


1時57分。
ふと携帯が気になって裏に行くと
なんと、携帯が鳴ってた。


慌てて着信を見ると。。。。Kではないですか!!


2時だし、まだバイト先だし
頭ン中ぐるぐるしながら電話に出る。


いま何処?
うーん、まだバイト先
そっかぁ。まだかかる?
もう終わったから、あと15分ぐらいで帰れるけど。。
家泊まる?

うん。じゃ、コンビニで立ち読みして待ってる





そんな会話が繰り返されて。




なんて、ナイスタイミング!

○ちゃんからは既におやすみメールが来てた。




慌てて店の客を帰して、速攻でタクシーに乗り込んだ。




タクシーの中、
Kが今、どうしてるのか気になる。



またすっごく酔っ払ってたら。
どっかで寝てるんじゃないかって。
立ち読みなんて、そんな長い時間するのって辛い。

電話で話してる限りでは正常だったけど。




早く、Kに会いたいな。。。。
そんな、気持ちが溢れ出す。




そして、○ちゃんへの罪悪感も。



浮気防止にもらったネックレス。
首にはめてるのに。



家の前で降りて、速攻で電話。
結局、コンビニには行かずに
Oの家の跡地で待ってたみたい。


Kが、家に来た。


私は、と言うと。
慌てて○ちゃんの荷物を片付けてた。


そのままにしとけば
バレて、話しやすいのに。。。。
慌てて片付ける自分が、情けない。


○の歯ブラシ、ネクタイ、ワイシャツ、ルームウェア。
香水、コンタクト用品、整髪料。

うーん、かなり置いていったのね(汗)


月曜日に作ったカレーの残骸が
キッチンに残ってる。

でかい鍋で作ったなー。
一人で食べたの?



ドキッ!!


うーん。急にカレーが食べたくなって。
でも作りすぎちゃった。大分捨てたよ。



言い訳してる自分。最低だ。。。




恒例の、一緒にお風呂に入る。
裸のまま、抱き合う。
Kのすべすべした肌を感じる。

居た堪れなく、キスしたのは、私から。


身体を洗いあう。


Kの気持ちよさそうな顔、好き。

もっと、もっとと思う。


ベッドの中だと、私はKの顔を直視できない。
恥ずかしくて。。。気持ちよくて。


そんな中、この前の泊まった日の話になる。


あの空白の一時間、代理となんかあったの?

心配してくれてた。


ここで、話さないとな。。。
だけど。。。だけど。。。

代理とは何も無いよ。
ただ、今言われてる人がいて。
その人と一時間だけドライブ行ってたの。


ふーん


あれ?興味なさ気。



それ以上、もう、言えなかった。




まだ、6日があるから。
今日は、めいっぱい抱きしめられたい。




場所はベッドの上に変わり。



Kの、とろけるようなキスを堪能して。

やはり、遊びなれてるのか
彼女を大切にしてるからなのか
散々、風俗行って仕込まれたのか

Kはすごくエッチが上手いと思う。


その上。
今日のKは酔ってない所為もあり
すごく、優しい。

ずっとこのまま、繋がっていたい

Kに言われた。

嬉しくて眩暈がしそうで。


何度も行きそうになるのを我慢して。
私を気持ちよくさせようと頑張ってる。

酔っててイカないの?」と聞いた私に
酔ってないよ。勿体無いから、まだ出したくないの」と。




キュンとなる。
そんな台詞は好きじゃなくても言えるの?



ただの、身体だけの関係だってわかってる。




割り切って、抱かれてるつもり。
確かに、私は、すごく、好きだけど。



これ以上、何も求めてない。





こんなに、愛さないで。
こんなに、愛させないで。




彼の寝息を聞きながら
私は、彼の肩越しに顔をうずめながら眠った。






朝。
目が覚めてちょっと動いたら
Kも目を覚ましたらしく
私の方に身体を向けてくれて

抱きしめてキスしてくれた。


ギュッって、抱きしめられて。
私も抱きしめ返して。









この感触は、きっとおそらく後数回で
味わう事は出来なくなる。



私はちゃんと言えるだろうか。





Kに、○と付き合おうかと思ってる事を。













今回は、結局言えなかった。

Kに、まだ、愛されたいから。












↑投票ボタン。懲りずにまたつけてみた。

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