こころのこえ

2002年07月12日(金) 医者の気持ちと患者の気持ち




昨夜
(と言っても今日の午前4時くらいだったかと思うんですが)
あまりの痒みに負けそうになりました。
(あたしの中の負けとは薬に頼ることです)


掻いてもいないのに
ブツブツが出てきて
落胆して
やっぱりあたしには薬のない治療なんて無理なのかと
思いました。


でも
もう少し痒みに耐えて
薬に頼らずオイルに任せようととどまりました。


その決断は正しかったかな。
今、腕の調子は落ち着いてる。
首もカサカサだけど、それ程悪くないです。



本当にアトピー
一色の日々になっています。








では
昨日の続きです。





医者に行ったあたしは
混み込みの待合室で自分が呼ばれるのを待った。


【空気中に舞った油に触れることで
 本当にアトピーになるのかな。
 アレルゲンとしてありうるのかな?
 他に良い薬がないのなら仕方ないけど
 出来ればステロイドの薬は避けて欲しいな】


そんなことを考えていた。



しばらくして
名前が呼ばれた。



10年くらい振りに会った先生は
白髪になっていて
ビックリするくらい変貌していた。

【あたしのこと覚えてるのかな?】

なんて多少考えたけどそんなわけないかと
すぐに思い直した。








アトピーの治療は相談が必要。。。
だってアレルゲンがわからなければ治らないはず。
それに
他のアトピーもちの友だちは別の医者と
話をしていると聞いたから。。。





なのに
あたしの診察は流れ作業で過ぎていった。
(すっごく混んでたから仕方なかったのかもしれない
 でも、あたしだってしっかり話を聞いて欲しかった)







あたしが
「空気中の油からアトピーになり得ますか?」
と聞くと

「その可能性はあるけれども
 まあ、話を聞きなさい」
と一方的に話を押し付け、
それ以上の質問はさせてもらえず診察は終了。

看護婦さんにかわり薬を塗ってもらって帰ることになった。

看護婦さんに薬を塗ってもらう時
「処方された薬はステロイドですか?」
と尋ねると
「2種類のうち1つはステロイドだけど
 もう1つ(頭用)の薬はわからない」
と言われた。



これから塗る薬の正しい情報も得られず
ただ医者の処方した薬を塗る。。。
医者を信じてないわけじゃない。
でも、それくらいのことは知りたいと思った。











ただ
得たことはあった。
詳しくは教えてもらえなかったけど、

『油でアトピーになりうるんだ。。。』










バイトの日に店長に
そのことを相談してみた。


すると店長は
「実は
 このアルバイトで
 たまにアトピーになる(再発する)人がいるんだよ」
と言った。






あたしもその一人なのかな。。。?







じゃあこのバイトをしていなかったら
アトピーにはならなかったのかな。。。



なんとも言えない感情に襲われた。






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あや

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