念ずれば花開く - 2002年04月26日(金) って、なんだっけな。 そういうのはどうも、確かにあるらしいのだが 多分僕は、マイナスに、念じているのだろうね。 プラスに念じようとすると 「どうせダメだからおやめ」 っていうなにか回路のようなものが目覚める。 そして僕は何故か、プラスに念じているつもりでいながら 実はそっちの回路の方を強く抱いていることに 今さらながら気付いて、ああ、そうか、と思う。 彼は勉強に手のつかない生徒のことを 「どうせやってもダメだろうって思ってしまっているからだ」 と言っていた。 「成功体験を積ませて、自分もやればできるってわかれば きっと楽しくなってやりはじめる」 そして確か僕はこう言った。 「いや、やってもダメだろうとは思っていないんだ。 やればできると思っている。 だけど、その『やる』という行為に自分を向かわせることができないんだ」 では何故、その『やる』という行為に、 自分を向かわせることができないのか? それを僕は、その必要性を強く実感しないからだと考えた。 勉強しなくたって、できなくたって、死ぬほど困ったりはしない。 少なくとも今の時点では、それを実感することができない。 生きていくために必要なものはもっと別のものだったりする。 そしてそういうものにこそ、夢中になる。 その考えは今でも僕を納得させるのだが 初めに反発を覚えた彼の意見を もっと深いところで肯定しはじめている。 「やってもどうせダメだ」という思いは意外に根深く息づいている。 なにかの、とても大きな喪失を契機に? でもそんなことは、もうどうだっていいんだ。 弱い僕をなんとか強固に形作るために 義務と正論で固めた僕の『理想』 辿り着けはしないだろう 多分、僕が行きたいのはそこじゃないから ...
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