はるもにあ...Hako

 

 

思考 - 2002年09月01日(日)

「今の運の悪さとはなかなかうまくさよならできません。
貴方自身が曖昧だからです。
もっと自分の人生を真剣に考えたほうがいいかもしれません。
とても多くのものを無駄にしています。」

最近、こんなのばっかりね。
あたし自身が曖昧だから?
もっと人生真剣に考えたほうがいいって?
そりゃあそうかもしれない。
あたしは今回のことも衝動的に動いたし
だからといって後悔してるわけじゃない。
全てはあたしの中にずっとあったことで
これ以上、考えたからといって
進むことも捨てることも結論づけられやしなかったと
…そう思ってしまうから。
そこすら、違っているかしら?
でも、と思う。
あたしの思考なんて簡単に行き詰まる。
もう何年もかけて行き詰まって、進むことも捨てることも叶わなかったから
捨てる前にとにかくやってやろうっていう
そういう

人間関係はそれほど悪くはなかったけど
ひとりでいるあの環境で自由にかつ堕落せずにいられるほど
強く目的意識を保ち続けることはできなかったし
自分自身がどんどん暗く落ち込んだ存在になるようで
そして何より、それを変えて、ここに居続けようっていう
そういう気持ちがほとんど失われていたこと、
あてもなく、解決させる気概もなく延々と口をついて出る愚痴や
あの狭さの中でひとり抱いている反感に似た屁理屈や
すでに共通の理想など抱き続けられなくなっていたことや、
それらを全て覆い隠すように偽善的に笑う自分自身が許せなかったことや

道は2つ、ないし3つ
このまま反感と腐った気持ちを抱いたまま、曖昧に笑い続けて
いつか道が開かれたと感じるまで居続けるか
それとも反感を前向きに議論して、変えるべく努力を試みるか
あるいは、合わないのだと言って去るか。

ずっと1番目できたわけだ。
でも道が開かれたと感じるまで待てずに
あたしは2番目と3番目の中間を選んだ。
単純に合わないし、何をいっても無駄だから
本音など一言も言わずに
一身上の都合で去ってしまおうという風にはできずに
自分の思いを伝えずには去れないと
「自分の恨みつらみを語るようにして」手紙にしたため、
あとのことをさも考えているように振舞いながら、
結局のところほとんど受け容れられず、議論も叶わず、
(あるいはこちらにも議論をするつもりもなく…)
結論としては「合わないから去る」と
そういうとても煮え切らないことになっているようだ。

だけど、「ここ」に対する未練はあまりない。
あるとすれば、
ひとりで勝手にやっている気楽さと自由な時間が多く取れることと
慣れた人たちとの別れと
自分がつくってきたものを途中で投げ出すことになるということに対する
ある種の無念さ
でも
「ひとりで勝手に」という環境はあたしを堕落させるものだし
「慣れた人たちとの別れ」も時には必要なものだ
「自分がつくってきたもの」は実はたいしたことはない
彼らにとっては多少の意味はあっただろうが
相変わらずよくわかっていなかったあたしには
空しさを感じながら
続けていく価値があるんだろうかと思える代物だったのだし
だいたい、ボスがやる気になりさえすればすぐに
もっと素晴らしくて意味のあるものができるに違いないのだ
あたしがつくってきたものに固定される必要など、欠片もない。

そんなわけで、「去る」ということに対しては、後悔はない。
もう少し後に言っても良かったかな、
半年、ちょっと大変かもっていうのはあるけど
去る時期としては他には考えられない。
もう1年いることなんて、もはや考えられなくなっていたから。
停滞した場所と自分自身に、我慢ができなくなるだろうと。
ただ。
これからどうするのか。
どこへ行くのか。
その準備は、「曖昧」なままであることは、事実だ。

だからこそこの占いに、こんなに反応してしまうのだろう。
あたしの今の状況は無駄が多いのだ。
進むべき道を曖昧にしているから、
あるいはたくさんのものを抱えたまま選ぼうとしないから、
あちこちにお金も力も分散してしまって
どれもこれも中途半端になって
「うまくいかない」と苛立ってどんどんストレスをためてる。

今抱えているものとは、なんだ?


...



 

 

 

 

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