ゆるだら
ひいな

+-- 注)この日記は鬱病・自傷などの内容を含んでいます --+

 入院日記:7日目
2004年05月23日(日)


外出日
昨夜は0:45に目が覚めてしまい、1:15にサイレースを貰いに行った。
…でも眠れず。うとうとして、気づいたら6時だった。
昨日、1日に2杯コーヒーを飲んだのがマズかったのか、昼寝をしたからか、
今日の外出日で気持ちが高揚していたのか解らないけど。

暑い中、1人でテクテクと自宅へ戻った。
何だよ〜〜〜梅雨じゃないのかなぁ?真夏のような陽射し。

行きつけの美容院に行って髪を切ってきた。
今日は仕事が休みなんです〜〜なんてウソついちゃった(笑)
でもふと思い直して、「これから少し休みを貰って入院するんですよ」
と言ってみた。“軽い鬱病で”と付け加えて。

まだまだ認知度が低い事を思い知らされる…
美容師さんはかなり言葉につまって気の毒だった。
「雅子様もそうでしたよね〜」だって(笑)
「入院費を考えたら、海外のリゾートで少しのんびりするのも
 良いんじゃないですか?」だって。

だから、そういう気力がなくなるのが鬱なんだってば。

それからコイビトと会ったけど、6日出勤したとかで
かなり疲れていた。アクビばかりしている。
私に会って気が晴れるという事はもうないらしい。

会話も沈黙だらけなので、私からコイビトの近況等を質問したり、
気を使ってばかり。疲れた。

9月に休みを取って1人で香港の友人宅へ行くという。
マイレージを使って、もう予約を入れたらしい。

「いい骨休めになるね」って笑ってあげた。

仕事と新しい友人達との付き合いと疲れでコイビトには余裕がない。
心の中にも頭の中にも、私はもう大切な位置にはつけていない。
今日もしょうがないから付き合ったのだろう。
久しぶりに会えて嬉しいという雰囲気はどこにもなくて、
ただ疲れて眠たそうだった。

そして「姫の事、ありがとう。おかげで安心して入院できます」なんて
心にもない事を言った。
姫はもうご家族の方に抱っこされてゴロゴロ言っているそうだ。

段々に預かり先のお宅に馴染んで行く。
「このまま姫を引き取ってくれたら…」と半分本気で思った。
そうしたら“しがらみ”ってのがなくなる。

帰宅して、ワイパックスを2錠飲んだ。
楽しみだった外出が哀しい1日になってしまった。

主治医にも担当ナースにも悪いけど、死にたいと思った。

郵便受けに国民年金の払い込み用紙が届いていた。
滞納分が7万ちょっとと、その後の期間分が分厚く封筒に入っていた。
65歳までなんて、60歳までなんて、私は生きていない。

バカバカしい。

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