ゆるだら
ひいな

+-- 注)この日記は鬱病・自傷などの内容を含んでいます --+

 入院日記:9日目
2004年05月25日(火)


とても良いお天気で、朝廊下の電気が点いているのかと思ったら、
なんとまだ5時半くらい!!

検温の時にポーチの紐まで没収された事を話した。
みんな同じような事をされていて笑った。
なんか検温の時、同じメンバーが揃う。
鬱病患者は朝弱いから、放送が入ってからフラフラのんびりと
来る人が多いから、私達は早朝覚醒組だ。

いつも早朝覚醒組にはT氏や、いつもハイテンションなMさんがいる。


お見舞いに貰ったお花をゴミ箱へ…
生花は苦手だ。枯れていく様子を見るのが哀しい。
一週間、楽しませてくれてありがとう。

男性でしょっちゅう手を洗っている人がいて、
その人とMさんの会話を聞いていたら、なんか噛み合ってない。
会話が成り立っているようで会話になっていない。
う〜〜ん。やっぱり精神科病棟。

この間2人部屋に入ったのは女の子ではなく、女の人だった。
同室者は車椅子の巨漢で、すっごいイビキをかく。
ホールにまで聞こえちゃうくらい。
差額ベッド代を払ってあんな環境じゃ、私だったら許せない。
キレる。

また日曜に外出届けを出そうと思っているけど、今度は時間を
縮めようと思う… 前回は正直ちょっと辛かったし(泣)

27日から寝る前のトレドミンが2錠になり、
1日の合計が250mgになるそうだ。そして代わりにデパスがなくなる。
夕薬にはデパケンRが加わるらしい。
この薬は波がある気分を安定させ、衝動性を抑える効果と、
抗鬱剤の効き目を高める効果があるらしい。キレなくなるのかも?!
そうなったら嬉しいなー♪

鬱病は内科と同じようなもんだと考えていいってドクターが言っていた。
全ての症状は鬱病の症状であり、鬱が良くなれば改善されていくんだそうだ。
今は昔の事は考えなくて良いって。なんかよく解らない。
それは鬱の症状が改善されてから考えてゆけば…みたいな事を言っていた。
でも必ず治るって言ってくれると嬉しい。

ドクターは入院当初からずーっと暗示みたいに「治る」って言ってくれて
いたんだけど、今日初めて聞いたような気持ちになって嬉しかった。

なんか凶暴そうなオヤジが入院してきた。
車椅子なんだけど、手をバタバタさせて、テーブルを叩いたり、
ウォウォ叫んでいる。目は完全にイッちゃってるし。
密かに『ウォウォオヤジ』と名付けてやった。

今日はお風呂の日。
ロッカーの鍵を病衣のポケットに入れたまま渡してしまったと思って、
騒いでしまった。そしたら私服のポケットに有った…今度からは
気を付けよう。いつか無くしそうだなぁ、この鍵。


お見舞い時間終了まで出入り口近くのソファーに座って
コイビトを待っていた。でも今日も来なかった。
オバサンに「待ち人来たらずね」って言われてぶん殴ってやろうかと思った。


初日 最新 目次 MAIL

ブログランキング・にほんブログ村へ