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入院日記:12日目
2004年05月28日(金)
朝食の後少し眠ってしまった。 ウォウォオヤジは今日は元気に「お母さん!!」とかモゴモゴ叫んでいる。 金魚オバサンは今朝「おはよう」の声が出ていなかった。 『息が出来ない』とメモに書いて看護師に渡している。 看護師は「今朝ご飯食べたでしょー?食べれるって事は息ができるって事よー」 って答えていた。
ブラをつけていると胃がむかついてくるので外す事にした。 ペラペラの紙みたいな身体だ。 躁っぽいMさんと良く手を洗っている男性は話しが合うようで、 よく一緒に話ながら歩いている。
なんか利用出来そうな制度の張り紙を見た。 明日先生に聞いてみよう。
ノーメイクだからか、ボーっとしているからか、 担当ナースに「お若いですよねぇ」としみじみ言われる。 この人の方がずっと若く見えるのに…高校生みたいだもの。 若くて可愛いナースが多いんだけど、みんなちゃんとオジサンやオバサンの 話を聞いてあげて優しく接している。偉いなぁ…。
昨夜も眠りが浅く、同室者のトイレタイムに起きてしまう。 その事を言うと、その時には追加眠剤を頼めばいいかも…と教えて貰った。 今夜からはそうしよう。
偏頭痛の予兆があったので、カフェルゴットを貰った。 今日はキビシイ看護師がいないので平和な病棟だ。
ウォウォオヤジは今日は煩い。 隔離部屋にいる女の子(女の人?)を初めて見た。年齢不詳だ。 そんなに危険な感じはしないけど、以前聞いた「○○子さーん!」とか 「助けてー!!」という叫び声は彼女なんだろうか。 もっとお婆さんのような気がしていた。 表札をみたら綺麗な名前だった…印象に残る。
ベッドでゴロゴロしながら「赤ちゃん♪赤ちゃん♪私のあっかちゃーん♪」と 歌っていた。『赤ちゃん』はもちろん姫の事。 抱きしめたいな。頬ずりしたいな。会いたいな…
夕薬に大きな粒の薬が2つあった。 コレがデパケンRかぁ… 飲んだ後ちょっとふらついた。
隔離部屋だと思っていたのは1人部屋に入っていた女の人だった。 「誰ともまだ話せないんです〜」と看護師に訴えていた。 私は誰とも話したくないけどなぁ…
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