LORANの日記
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私の友人が、アフリカの東岸にある島から帰国しました。
ブログに書かれていた記事へコメントを書きました。
以下へコメントを転載します。
○○さん、お帰りなさい。
日本でも昔は大家族制でした。
いまでも残っている白川郷の合掌造りの家屋には、相当大勢の家族が
同居いていたのでしょうね。
私の子ども時代は、我が家には15〜20人の家族が同居していました。
1軒の家に大勢の人がいれば、もちろん大変なこともあるでしょうね。
母からは、よくそんな苦労話を聞かされました。
プライバシーという言葉も存在しませんでした。
しかし、○○さんが指摘したように、育児ノイローゼや孤立した子どもは
存在しませんでした。
子どもにはいつも誰かの目が注がれているので、危険もありませんでした。
62年前の敗戦以来、アメリカ文化が日本を変えてしまいました。
その中に、個人という概念が植え付けられました。
団体よりも個人を優先するという傾向です。
その結果、孤立や孤独が人を支配しました。
核家族という制度が生まれました。
若い母親は手助けがないので、育児ノイローゼになり子どもを殺しました。
子どもは誰もいない家で、寂しく食事をしました。
年よりは生きがいを失い、ボケが進み、施設へ収容されました。
こうして、不幸になる人が増えました。
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