LORANの日記
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2007年02月09日(金) あるコメントより。

私の友人が、アフリカの東岸にある島から帰国しました。

ブログに書かれていた記事へコメントを書きました。

以下へコメントを転載します。



○○さん、お帰りなさい。


日本でも昔は大家族制でした。

いまでも残っている白川郷の合掌造りの家屋には、相当大勢の家族が

同居いていたのでしょうね。


私の子ども時代は、我が家には15〜20人の家族が同居していました。

1軒の家に大勢の人がいれば、もちろん大変なこともあるでしょうね。

母からは、よくそんな苦労話を聞かされました。

プライバシーという言葉も存在しませんでした。


しかし、○○さんが指摘したように、育児ノイローゼや孤立した子どもは

存在しませんでした。

子どもにはいつも誰かの目が注がれているので、危険もありませんでした。


62年前の敗戦以来、アメリカ文化が日本を変えてしまいました。

その中に、個人という概念が植え付けられました。

団体よりも個人を優先するという傾向です。


その結果、孤立や孤独が人を支配しました。

核家族という制度が生まれました。


若い母親は手助けがないので、育児ノイローゼになり子どもを殺しました。

子どもは誰もいない家で、寂しく食事をしました。

年よりは生きがいを失い、ボケが進み、施設へ収容されました。


こうして、不幸になる人が増えました。


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