LORANの日記
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2007年03月12日(月) 寒い日ですね。


冬型の気圧配置が強まったとかで、全国的な冷え込みだそうです。

思いがけない大雪や強風の影響が出ていると聞きました。


3月も半ばになり、暖冬で桜の便りも早かったのですが、やはり

そう簡単には、春は訪れてくれないようです。


富士山は絵に描いたような美しさです。

強風で澄みきった青空に、真っ白な雪をいただいています。


富士山といえば、銭湯の背景ではありませんが、この景色を

置いてはないでしょう。


ここ富士市に約60年間住んでいますが、息を呑む美しさです。

これからは、日一日と暖かくなり、水蒸気が多くなって霞が

たなびきます。


それもまた、優しくて日本画の題材としては格好でしょう。

私個人の好みとしては、やはり富士山は毅然としている冬の

姿を一番にあげたいと思います。


それにしても、毅然とした人が少なすぎる気がします。

どうしてこんなに、お金や地位や肩書きが欲しいのでしょう?


「武士は食わねど、高楊枝」という川柳があります。

そんなやせ我慢ができる人がいないことが、とても残念です。


人は逆境にあって鍛えられるのでしょう。

60年前の戦争では、東京はじめ大都会は空襲で一晩に10万人

もの焼死者をだしました。


広島・長崎の原爆によって、10万人以上の人が亡くなりました。

「人の命は地球よりも重い」といいますが、戦争では木の葉よりも

軽くなってしまいます。


臓器移植の募金で人を助けることに強力することもいいでしょ

うが、いま現在、数千万人の人々が飢餓線上にいる事実はどう

したらいいのでしょう。


このような現実を一緒に創っていることに、気づいていないようです。

自分は、自分の命じられたことさえしていればいいのだと。


こんな無責任な人が多いのが、日本人の特徴でしょう。

忠実であるという「ロボット人間」は、とても危険だと思うのですが。


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